第3回 お茶の間映画館  -諸事情により開催見送り

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上映映画

ベンダ・ビリリ!~もう一つのキンシャサの奇跡

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戦争による混乱と貧困。コンゴの路上で車いすと音楽が出会い生まれた物語

2010年。カンヌを熱狂させたのは、有名セレブではなく、コンゴの路上で自作楽器で誰にも真似できない音楽を生み出す車椅子4人と松葉杖1人を含むバンド「スタッフ・ベンダ・ビリリ」だった!彼らが困難や挫折を乗り越え、アルバムを世界販売し成功をおさめるまでの5年間の記録。彼らの音楽が、彼らの生き方が伝える強いメッセージがここにある。底抜けに明るく前向きな彼らが生み出すパワフルな音楽は圧巻。
会場今古今(こんここん) 60年以上前の電機部品工場をリノベーションして「日日食堂」と「今古今」というみんなが集まれるコミュニティスペースになりました。29日にはベンダビリリ、30日は監督を迎えてCu-Bopを上映。 >>>会場詳細
バンド名は「内面(の精神)を見よ」
「スタッフ・ベンダ・ビリリ」は、小児麻痺で下半身不随となった車椅子ミュージシャンによるバンドです。手動の三輪車型の車椅子に乗る4人のシンガー兼ギタリストたちを中心に、松葉杖のシンガー、メンバーに拾われたストリート・チルドレンなど、8人のミュージシャンから編成されています。"ベンダ・ビリリ”とは「外見を剥ぎとれ」という意味で、つまり「内面(の精神)を見よ」ということ。「外見は不自由でも精神は最大に自由なんだ」と語っているのです。こんな"哲学的"バンド名を自分たちで付けて、日々路上で演奏し、段ボールで生活をしていました。
彼らの音楽
コンゴ民族音楽とキューバ音楽が混ぜ合わさったコンゴ大衆音楽「コンゴリーズ・ルンバ」がベースになっており、音楽的完成度が極めて高く、ベルギーのレコード会社「クラムドディスク」よりCDが世界中で発売されるや(日本でも2009年3月に発表)、世界中のワールド・ミュージック・シーンでダントツの話題となりました。
歌にのせたメッセージ
8人のうち、6人が歌い、ソロにユニゾンにコーラスに、胸に響く歌を聴かせます。昼間はキンシャサの動物園にいることが多く、何故動物園かというと、騒音でうるさい街中から離れ、自分たちの音楽の練習がゆっくりできるんだそうです。彼らの歌詞はキンシャサで起きている日々の生活を歌い、メッセージを歌います。《ポリオ》という歌では「子供たちの世話を放棄しないでくれ」と、子供たち全員がポリオの予防接種をできるよう、親たちに呼びかけ、《トンカラ》という歌では「オレはかつて段ボールで寝ていたが、ツキに恵まれマットレスを買えた。人間に“再起不能”なんてことは絶対ない、“遅すぎる”なんてこともない」と真の障害は肉体ではなく心の中にある、と人々に呼びかけるのです。
製作年度2010年上映時間87分
監 督 フローラン・ドゥ・ラ・テューレルノー・バレ 製作国 フランス
チケットぴあでチケット購入【29日(土)13:00】
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